明治の面影残す「なまこ壁通り」(松崎町)
伊豆「松崎町」には、明治の面影を残す「なまこ壁」造りの家屋「中瀬邸」や「伊豆文邸」(当ブログでご紹介しています)などがあり、都会では味わえない情緒に浸ることができます。
なまこ壁は、防火壁として瓦を張り、目地に盛った白漆喰の形がナマコに似ていることからそう呼ばれたようですが、白漆喰はとても高価なもので、盛り上がった高さが財力を示すといわれました。
写真の「なまこ壁通り」は、なまこ壁と石畳の80メートルほどの小道で、薬問屋として江戸末期に財をなし建築された「近藤家」横の小道です。
伊豆でもこれほど長く続くなまこ壁は珍しく、観光客が絶えない観光スポットの一つです。
近藤家のなまこ壁の一部 | |
近藤家横のなまこ壁通り | |
なまこ壁通りの幼児 |
2016年11月28日