相模原市の「大凧祭り」
日本一といわれる相模原市の「大凧まつり」は、神奈川県相模原市相模川の河川敷で行われます。
少し上がった四間凧 | |
一番大きな八間凧(この日は上がらず) | |
一番小さな三軒凧を上げる | |
上昇中の四間凧 | |
四間凧を上げる若集 |
大凧の歴史は古く、1830年ころからといわれ、本格的な大凧は明治中期からだそうです。
毎年凧の題字は変わり、市民から募集し市長が直筆しており、平成28年は「副風(ふくかぜ)」でした。
「人の幸福、友達の幸福、家族の幸福が一つになって大凧に乗り、日本中、世界中に幸福を運びたい」との思いが込められているとのこと。
広大な河川敷に4会場が作られ、それぞれ自慢の大凧を上げて競うものです。
大凧の大きさは八間(15.5メートル四方)、重さは950キロで、空高く上がるのには風速10メートル以上の風が必要とのことです(風速15メートル以上の場合は中止とのこと)。
大凧祭りは、5月初旬の2日間行われますが、10メートルを超える風が吹く気象条件に出会う日は少ないと思われ、空高く上がった大凧が見られることはラッキーでしょう。
このためか、会場には一回り小さな3間凧、4間凧が用意されており、風邪が弱い時にはこの小さめの凧を上げてくれます。
更に微風の場合は、凧まつりに関係する若者を大勢招集し、力任せに上げますが凧の滞空時間はほんの少し上がるだけ。
この風任せの大凧祭りは、大勢の見物人にがっかりさせないよう、サービスに苦心しているようです。
写真撮影日は風がなく4間凧がほんの少し上がっただけでした。
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会場は「新戸・勝板会場」「下磯部会場」「上磯部会場」がありますが、「新戸・勝板会場」をお勧めします。
交通機関:(新戸・坂板会場)JR相武台下駅下車徒歩15分
2017年4月16日