ぶらり旅・春の南東北花紀行「福島夏井千本桜」
「郷土が美しい桜の里に」の願いを込めて地区の有志が昭和50年から植樹したのが始まりで、1000本の桜が植樹された「福島夏井千本桜」の桜風景のご紹介。
夏井川の両岸5キロにわたって咲き誇る千本桜の絶景は、口コミで広がり「夏井千本桜」として広く知られるようになりました。
夏井川は、福島県東部の阿武隈山地中央部に源を発し、小野町夏井地区を経て太平洋にそそぐ河川です。
植樹されたのは1000本でしたが、その後大木に育った桜が、田んぼに影を作り稲の生育に影響するとの理由で少し伐採されて、現在は1000本に少し足りないとのこと。
今年は桜の開花時期が1週間から10日ほど早いため、当初訪れる予定だった福島県の桜名所は、ほとんどが葉桜になっていた中での満開の桜風景に感謝。
今回の南東北花紀行では、多くの鯉のぼりの風景が見られるとの期待に反し、この夏井川の鯉のぼりの風景が唯一のものとなりました。
2015年5月3日