伊豆の情景

朝景が映える「大瀬海岸」(南伊豆町)

伊豆の情景 南伊豆

南伊豆町「大瀬」は、石廊崎に続く変化に富んだ海岸線沿いにあり、小さな漁港やアロエの栽培をしているアロエセンターなどがあります。

この大瀬海岸の沖合に浮かぶ「蓑掛島」を中心とした朝日の情景は、写真の題材として知られる撮影ポイントになっています。

 

冬至前後1か月間位は、日の出前の暗い中、カメラを構えた人をみかけるようになります。天候や気温により、写真の出来栄えが大きく異なりますので、何回も訪れている人も多いようです。

撮影ポイントの近くに美味しい干物屋さんがあり、イカの口の部分を干物にしたものや、独特の味のするサバのみりん干しなど、ここでしか売っていないものもあり、土産としてお勧めです。

(地図を見る)

 

大瀬海岸沖を航行する観光船黒船号
朝霧に浮かぶ釣り人
朝靄の中の漁師
朝焼けの光芒
蓑掛岩に昇る朝日
大瀬海岸の朝焼け
赤く染まった大瀬海岸
蓑掛岩に昇る朝日

 

伊豆の名刹「修禅寺」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

弘法大使空海が創設した伊豆の名刹「修禅寺」は、北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名刹で、伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所です。

「修禅寺」は修善寺温泉街の中心にあるためか、修善寺観光の定番スポットになっています。

 

温泉に恵まれた修善寺には四季を通じ多くの観光客が訪れますが、中でも紅葉の時期にピークを迎えます。

「修禅寺」境内にも10本程のモミジがあり、特に山門・鐘楼堂・水屋のあたりのモミジが見事で、全国有数の美しさといわれる鐘楼堂にかかるモミジの景観と、鐘楼堂脇の竹林との景観がお勧めです。

 

水屋は全国でも珍しい源泉かけ流しの温泉水が、手水場の龍の口から流れ出ており、60度ほどの温泉水(御手水)で手と口を清めます。

この温泉水は飲むこともできますが、飲用する場合は飲用にあたっての注意書きを一読して効用等を確認するとよいでしょう。

(地図を見る)

 

修善寺「修禅寺」山門の紅葉
山門の紅葉
修善寺「修禅寺」本堂前の桜光景
桜開花時期の修禅寺本堂
修善寺「修禅寺」温泉の手水場
水屋の温泉の手水場
修善寺「修禅寺」寺院脇の紅葉光景
寺院脇の紅葉
修善寺「修禅寺」紅葉の鐘楼堂
紅葉に取り囲まれた鐘楼堂
修善寺「修禅寺」鐘楼堂脇の紅葉と竹林風景
鐘楼堂脇の紅葉と竹林

 

伊豆の散歩道・開国の街「下田市」総集編

伊豆の情景 特集

黒船 サスケハナ号幕末の遺跡を遺す「下田市」は、温暖な気候にも恵まれ、金目鯛を代表とする豊富な海産物グルメと各所に湧く名湯を楽しむことができる南伊豆観光の拠点となっています。

 

ここでは、過去13回に分けて掲載しました下田観光のポイントをまとめて伊豆の散歩道「下田市」総集編としてご紹介しています。

故郷でもある下田市のご紹介では、旅雑誌等では紹介されていない観光ポイントも含めてご紹介しています。

 

夕暮れのペリーロード ◇開国の面影残す「ペリーロード」
伊豆下田が歴史に大きく登場するきっかけが、1854年にペリー提督が率いる艦隊が突然下田港に現れたときに始まります。この時、下田の・・・つづき
寝姿山山頂からの下田湾 ◇女性の寝姿「寝姿山ロープウェイ」
街から見ると女性の寝姿に見えることから呼ばれている「寝姿山」頂上には、伊豆急下田駅から徒歩1分ほどの「寝姿山ロープウェイ」を利用・・・つづき
下田公園のアジサイ ◇アジサイの花園「下田公園」
下田駅から徒歩20分の「下田公園」は、北条氏が南伊豆の防衛として築城した山城の下田城の後を公園にしたものです。下田が北条氏の支配下・・・つづき
領事館だった玉泉寺 ◇ハリスの領事館「玉泉寺」
「玉泉寺」は、下田の初代総領事館として着任(1856年)した「タウンゼント・ハリス」が領事館を開いたお寺で、国の指定文化財、史跡に・・・つづき
下田海中水族館のイルカショー ◇海と繋がる「下田海中水族館」
下田海中水族館」は下田公園に隣接した和歌の浦の入り江をうまく利用した水族館です。下田駅から下田海中水族館行のバスで7分ほどの距離に・・・つづき
了仙寺のアメリカジャスミン ◇下田条約締結とジャスミンの「了仙寺」
幕末のペリー来航の舞台として一躍有名になった下田ですが、この中でも国指定史跡の「了仙寺」は、「日米和親条約付属下田条約」を結ん・・・つづき
唐人お吉の史跡 ◇「唐人お吉」 ゆかりの史跡
美貌だったとされるお吉(本名・斎藤きち)さんは、ハリス来航後に幕府に命じられて17歳でハリスに仕えた芸子さんです。仕えた期間は短か・・・つづき
吉田松陰の記念碑 ◇長州藩士「吉田松陰」 ゆかりの史跡
長州藩士にして思想家、教育者、兵学者である「吉田松陰」は、私塾である松下村塾の先生となり、高杉晋作や伊藤博文、山形有朋など幕府維新・・・つづき
下田市干物横丁 ◇伊豆名産の製造販売「干物横丁」
「干物」は伊豆旅行のお土産の定番です。干物を販売しているお店は、下田に限らず東海岸の国道135号線沿いや、西海岸の国道136号沿い・・・つづき
下田魚市場のキンメダイ ◇キンメダイ水揚の「下田市魚市場」
「下田市魚市場」は道の駅「開国下田港」に隣接し、遊覧船の発着場近くにありますが、関心がない方には気がつかないほどの建物です。岸壁に・・・つづき
白砂ビーチの紹介 白浜海岸 ◇白砂と朝日が美しい「白浜海岸」
白浜海岸は砂丘幅の広く長い海岸です。白砂の海岸に打ち寄せる群青の波との光景に魅了され、古くから写真愛好家の人気スポットでした。伊豆・・・つづき
下田市「外浦海岸」波打ち際で犬と戯れる ◇波静かな「外浦海岸」
下田から白浜海岸に向かう途中の「外浦海岸」は、波穏やかな外浦湾の白砂の海岸です。お隣の白浜海岸は、サーファーなどで1年を通して・・・つづき
下田市近郊観光スポット 龍宮窟 ◇天窓開く神秘的な「龍宮窟」
伊豆半島ジオパークとして認定された下田市の「龍宮窟」は、天窓が開く神秘的な洞窟として知られています。また、洞窟の上の遊歩道から眺め・・・つづき
下田市「田牛海岸」ハマユウとサンドスキー場 ◇ハマユウ咲く夏風景「田牛海岸」
下田市「田牛海岸」のサンドスキー場脇に咲く「ハマユウ」(正式和名はハマオモト)は、ヒガンバナ科の多年草で、日当たりの良い場所を好・・・つづき
◇海岸埋める水仙の花園「爪木崎」
爪木崎灯台に至る斜面一帯に咲き誇る300万本の水仙の花風景は見事です。丘の斜面一帯に咲く水仙の光景が見られる写真撮影のポイントが、・・・つづき
蓮台寺温泉「金谷旅館の千人風呂」千人風呂の全景 ◇千人風呂の「金谷旅館」
「蓮台寺温泉」を代表するものとして、多くの温泉好きに知られている「金谷旅館」の「千人風呂」があげられます。金谷旅館の「千人風呂・・・つづき
下田市太鼓祭り ◇勇壮な太鼓橋造る「下田太鼓祭り」
毎年8月14、15日に氏神である八幡神社の例祭として「下田太鼓祭り」が行われます。太鼓の練り歩きは、太鼓台の上にそれぞれ町会毎の・・・つづき
◇歴史を積み重ねる「下田黒船祭り」
「下田黒船祭」は下田開港に尽くした先賢の偉業を称え、また国際親善に寄与するために昭和9年に第1回が開催され、現在も毎年5月に解され・・・つづき

 

キンメダイの水揚げ「下田市魚市場」(下田市)

伊豆の情景 南伊豆

「下田市魚市場」は道の駅「開国下田港」に隣接し、遊覧船の発着場近くにありますが
、関心がない方には気がつかないほどの建物です。

岸壁に横付けした漁船から、直接魚市場に陸揚げされて競りにかけられます。

 

下田は稲取と並んで金目鯛の水揚げが多いことで知られており、初夏からの漁期には金目鯛の競りで活況をほどこします。

早朝に訪れましたが、すでにセリは終り、搬出を待つ金目鯛が並んでいました。

 

写真撮影はお断りとのことでしたが、特別に許可をいただき写真を撮ることができました。金目鯛が入った魚箱が幾つも並んだ景観は見事でした。

金目鯛以外にも近場の漁場で撮れた魚も見られますので、魚好きにはうれしい観光スポットです。

隣接する道の駅「開国下田港」に、本格的な魚料理を提供するお店がないことが残念です。

地図を見る

 

下田市「下田市魚市場」
下田市魚市場の正面
下田市「下田市魚市場」セリ終了の市場内
セリが終了した市場内
下田市「下田市魚市場」セリ落とされたカツオ
セリの終わったカツオ
下田市「下田市魚市場」出荷を待つ金目鯛
セリが終わった金目鯛
下田市「下田市魚市場」出荷前の金目鯛
搬出を待つ金目鯛

 

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