伊豆の情景

富士が展望できる「修善寺梅林」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修禅寺の観光シーズンは、「修善寺梅林」の観梅時期より始まります。

修善寺梅林は熱海梅林と共に伊豆の名梅林として知られており、起伏にとんだ傾斜面を中心に広がっている老木が多い梅林です。

 

遠く冠雪した富士山が望める場所もあるので、富士山をバックにした写真を撮ることができます。訪れた日は伊豆には珍しく大雪が降った後で、雪の中の梅林の光景が見られて幸運でした。

花数が少なめの老木が多いためか、華やかさに欠けているように見える梅林ですが、山間に展開する花風景は印象的でした。

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遠く霞む富士を望む
紅梅白梅が混在する梅林
雪に紅梅が映える
垂れ下がる鮮やかな紅梅
精一杯に咲く老木の紅梅

 

夕日に染まるヤシ林「弓ヶ浜」(南伊豆町)

伊豆の情景 南伊豆

南伊豆町「弓ヶ浜」は、日本の渚100線にも選ばれている大きな弓形を描く白砂青松の長さ1キロほど続く海岸です。

遠浅で波も穏やかなため夏のシーズンには多くの海水浴客で賑わうビーチです。

 

弓ヶ浜の東側のタライ岬の私有地の中にヤシ林があり、冬季の間、ヤシ林に沈む夕日の光景を見ることができます。

10メートル以上に成長したヤシの木に沈む夕日の光景や、砂浜に上げられた双胴船も南国の情緒を一層盛り上げてくれます。

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紅葉の名所「修善寺モミジ林」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修善寺モミジ林は、伊豆半島の中で規模と景観の美しさで知られています。

温暖のためか紅葉時期は11月末から12月初旬頃に見頃を迎え、大型駐車場が観光バスで埋まるほどの観光客が訪れています。

 

修善寺モミジ林には数回訪れていますが、モミジ林の老木化が進み、以前ほどの景観を失いかけているように見えます。

それでも近郊のモミジ林と比べると、モミジ林の広さと高く成長したモミジ林の雰囲気に人気があるのでしょう。

 

モミジ林散策以外に、修善寺街を流れる桂川沿いの紅葉や修禅寺境内の紅葉風景も素晴らしく、お勧めです。

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山茶花の絨毯に映えるモミジ

 

紅葉が映える「桂川の風景」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修善寺の温泉街を横切る形で流れる「桂川」には5本の橋が架かっており、この橋を行き来しながら散策を楽しむことができます。

修善寺の主な観光スポットの修禅寺、竹林の小径、指月殿、新井旅館などは、桂川沿いに点在しています。

 

弘法大師が手にした独鈷で河原の岩を打ち、温泉を噴出させたとの伝えがある「独鈷の湯」は桂川にあり、足湯として開放されています。

今回は、紅葉に彩られた秋の桂川の風景を掲載しました。特に桂橋と楓橋周辺の紅葉は見事です。

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楓橋から下流を望む
赤く彩られた桂橋
桂橋から上流を望む
桂川にかかる青葉と紅葉
空を覆う紅葉の大木
独鈷の湯
桂橋の紅葉(撮影の定番ポイント)

 

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