伊豆の情景
伊豆の情景 特集
西伊豆の中ほどに位置する「東伊豆町」は、北から大川温泉、北川温泉、湯量の多い熱川温泉、白田温泉、片瀬温泉と稲取港を要する稲取温泉へと続く、温泉の町です。
特に「熱川温泉」は「熱川バナナワニ園」の観光スポットと宿泊施設の充実でよく知られており、熱川駅からは温泉の湯けむりが見られるなど旅情をそそられます。
「稲取温泉」は、伊豆の金目鯛の漁獲量を下田と二分するほどの水揚げを誇り、漁港近くにはキンメダイ料理の名店もあり、観光客の訪れも多いようです。
また、稲取には、ひな祭りに関連する「雛のつるし飾り」という行事があり、毎年3月末まで展示され見学できるようになっています。
稲取近くには、広大なススキ原を要する観光スポット「細野高原」があります。広大な斜面一面がススキで覆われ、ススキの穂が光に輝く光景は幻想的です。
|
|
◇広大なすすき野が輝く「細野高原」
標高400メートルから800メートルの三筋山まで拡がる125ヘクタールのススキ野原の「細野高原」は、箱根仙石原のススキ野原の7倍ほ・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇伝統を引き継ぐ「雛のつるし飾り」
伊豆稲取温泉では、1月末から3月末までの2か月間、桃の節句を祝い「雛段につるし飾り」のイベント行事が行われます。この風習は、江戸時・・・つづき |
2023年2月6日
伊豆の情景 中伊豆
伊豆には伊豆市の「浄蓮の滝」や河津町の「河津七滝」がよく知られています。
ご紹介します「萬城の滝(ばんじょうの滝)」、「平滑ノ滝」は訪れる人は少ないですが、隠れたスポットとして訪れることをお勧めします。
◇柱状節理の岩盤でできている「萬城の滝」
伊豆の名爆「萬城の滝(ばんじょうの滝)」は、修善寺温泉街を流れる狩野川の支流である地蔵堂川の上流にかかっている高さ20m、幅5mの滝です。
萬城の滝キャンプ場の駐車場から滝に向かう階段を滝のそばまで降りていくことができ、水量のある瀑布の迫力を間地かに感じることができます
萬城の滝は柱状節理の岩盤でできており、瀑布とのコントラストが美しい滝です。
(地図を表示)
◇優美な流れの「平滑の滝」
伊豆市の「平滑の滝」は、天城山の八丁が池を源とする河津川の上流から2番目の滝で、名前の通り1枚岩の上を流れ落ちる幅25m、高さ4mの横に長い平たい滝です。
「平滑の滝」は、修善寺よりバスで30分ほどの「鍋失」で下車し、急な細道を下ったところにありますが、整備された歩道ではないため道に迷わないこと。
滝の下部中央部に紅葉の木があり、紅葉時期には滝と紅葉の光景が期待できそうです。
(地図を見る)
◇水量豊富な名瀑「浄蓮の滝」
「浄蓮(じょうれん)の滝」は、伊豆市湯ヶ島にある日本滝100選にも選ばれた滝で、中伊豆観光のパワースポットの一つでしょう。
天城山の北西部を流れる本谷川に位置し、落差25m、幅7mで玄武岩溶岩流を流れ落ちる水量豊かな伊豆の名瀑です。
滝の周りや滝壺の岩肌には、日本では伊豆半島と熊本県にのみ自生が確認されている県指定天然記念物のジョウレンシダ(別名ハイコモチシダ)が群生しています。
滝には女郎蜘蛛伝説があるようですが、周囲の原生林が醸し出す雰囲気と、激しい音を立てて滝壺に流れ落ちる様は、この滝を一層神秘的なものにするようです。
(地図を見る)
2022年6月16日
伊豆の情景 中伊豆
世界遺産「韮山反射炉」は、伊豆半島の付け根にある伊豆の国市韮山地区に、この地を収めた代官「江川担庵(たんなん)」が反射炉を造りました。
白っぽいレンガ造りの反射炉は、担庵が指揮して1854年に着工し1858年に完成しています。
最も高いところで15m以上ある反射炉は、大砲などを鋳造するための溶解炉で、熱や炎を炉内の天井で反射させて一点に集中させることから反射炉と呼ばれています。
反射炉は過度期の技術なので海外には現存せず、日本でも稼働したもので残っているのは韮山だけだそうです。
近くに、静岡名産の茶畑と反射炉を前景にして、冠雪した富士山を望むことができるスポットがあります。反射炉から小道を登ることになりますがお勧めです。
反射炉の周辺には「江川担庵邸」や、代々この地を納めた「江川家」の築400年を超すといわれる主屋(重要文化財)の外、北条氏関連の史跡も多くあります。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
地図を見る
|
|
|
茶畑から反射炉と富士を望む |
|
|
|
反射炉への入口近く |
|
|
|
見上げるほどの反射炉 |
|
|
|
入口の反対側から見た反射炉 |
|
|
|
桜を前景にした反射炉 |
|
|
|
24ポンドカノン砲(鋳造品) |
|
|
|
反射炉の遠望 |
2022年3月24日
伊豆の情景 特集
開湯1200年といわれる古湯「修善寺」。
桂川を挟むように温泉街が開けて、源氏ゆかりの史跡も多く、豊かな緑に覆われる風情ある街並みから、「伊豆の京都」とも呼ばれています。
修善寺温泉は、古くから文人墨客が訪れ、小説の中にも度々登場する伊豆の名湯の一つです。
散策に疲れた足を休める甘味処やカフェなども充実している中伊豆を代表する観光スポットです。
|
|
◇伊豆の名刹「修禅寺」
弘法大使空海が創設した伊豆の名刹「修禅寺」は、北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名刹で、伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇紅葉映える「竹林の小径」
温泉街の中心部を流れる桂川に沿う竹林の小径は、修善寺観光でも外せない観光ポイントとなっています。竹林の小径の中央にある大きなテーブ・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇鎌倉時代の面影「指月殿」
「指月殿(しげつでん)」は鎌倉時代初期の建築物で、伊豆最古の建築物としても知られています。源頼朝の正妻にして尼将軍として知られてい・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇マメザクラの花園「達磨山周辺」
修善寺から車で15分ほどの達磨山周辺には、春になると「マメザクラ(別名フジサクラ)」の群生した風景が、また近くのレストハウス近く・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇紅葉が映える「桂川の風景」
修善寺の温泉街を横切る形に流れる「桂川」には5本の橋が架かっていますが、この橋を行き来しながら散策を楽しむことができます。修善寺の主・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇紅葉の名所「修善寺モミジ林」
修善寺モミジ林は、伊豆半島の中で規模と景観の美しさで知られています。温暖のためか紅葉時期は11月末から12月初旬頃に見頃を迎え、大・・・つづき |
|
|
|
|
|
◇富士が展望できる「修善寺梅林」
修禅寺の観光シーズンは、修善寺梅林の寒梅時期より始まります。修善寺梅林は熱海梅林と共に伊豆の名梅林として知られており、起伏にとんだ・・・つづき |
|
|
|
2022年2月12日
< 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
>