伊豆の情景

夕日に染まる「あいあい岬」(南伊豆町)

伊豆の情景 南伊豆

伊豆半島南端の石廊崎近くにある「あいあい岬(愛逢岬)」は、男性的な西海岸の海岸美を堪能できる観光スポットで、「ユウスゲ」の群生地として、また夕日鑑賞のポイントとしても良く知られており、写真愛好家も一度は訪れるところです。

 

あいあい岬の名称の言われは確認していませんが、ロマンチックな名称ですね。この為か、恋人岬と共に若者の訪問が多い観光スポットです。

あいあい岬から見下ろす男性的な西海岸が夕景に染まる夕景も見事ですが、このあいあい岬に咲く「ユウスゲ」を入れた夕景も心に残ります。

 

7月末から8月初旬に咲くユウスゲは、夕方に開花し翌日の昼頃には閉じることから名がついており、本州から九州にかけて広く分布し、6枚の黄色の花弁をつけたユリ科の植物です。

駐車場からは透明度抜群の海岸と知られている「ヒリゾ浜 ⇒関連記事はこちら」を見下ろすことができ、夏のシーズンは、その透明なブルーが一層輝く時です。

 

「夕日のカフェ」を併設していますので、素晴らしい夕日を眺めながら一服するのもいいでしょう。

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南伊豆「あいあい岬(愛逢岬)」からの展望
あいあい岬から西海岸を望む
南伊豆「あいあい岬(愛逢岬)」ユウスゲの群落
七月下旬ごろから夕方に咲くユウスゲ
南伊豆「あいあい岬(愛逢岬)」赤く染まる夕景
あいあい岬からの西海岸の夕景
南伊豆「あいあい岬(愛逢岬)」夕日のカップル
あいあい岬の夕日に染まるカップル
日没前のユウスゲ群
光の海を横切る漁船
夕日に染まるユウスゲ

 

太鼓橋造る勇壮な「下田太鼓祭り」(下田市)

伊豆の情景 南伊豆

毎年8月14、15日に氏神である八幡神社の例祭として「下田太鼓祭り」が行われます。

下田八幡神社例大祭で、江戸時代二代下田奉行の今村伝四郎正長公の制定とされ、大坂夏の陣に大勝した徳川方の軍勢が、大阪城に入場した節の陣太鼓を模したものといわれています。

 

太鼓の練り歩きは、太鼓台の上にそれぞれ町会毎の人形が飾られた20台ほどの大太鼓が、笛や三味線、太鼓を打ち鳴らしながら一日中街中を練り歩きます。

祭の見どころは、榊、四神、矛などの飾りを付けた御道具といわれる小神輿を若衆4人で担ぎ、街中を威勢よく練り歩く中で、指定の場所で繰り広げる太鼓橋の圧巻でしょう。

 

太鼓橋は、9つの小神輿を綱でつなぎ、両端から若衆が総出で押し上げて、その勢いで弧を描いて橋を作るものです。見事な太鼓橋を描くのは余程難しいのか、成功率は高くないようです。

太鼓橋を描く前に見物客側に崩れて人々が慌てて逃げ散ることもあります。

 

下田太鼓祭りは地元下田の最大の祭りで、お盆と重なり、更に海水浴客等の観光客も加わり、下田近郊の旅館・ホテルは満室状態となります。

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下田市「下田太鼓祭り」大太鼓前の記念撮影
練り歩き前の大太鼓で記念撮影
下田市「下田太鼓祭り」小神輿の練り歩き
小神輿の練り歩き
下田市「下田太鼓祭り」若衆
一息つく若衆
下田市「下田太鼓祭り」祭り衣装の姉妹
お祭り装束の姉妹
お年寄りと童が神輿を先導
なまこ壁の前を行く祭り装束の童
下田市「下田太鼓祭り」ペリーロードを練り歩く
ペリーロード脇を練り歩く小神輿
下田市「下田太鼓祭り」小神輿を担ぐ若衆
真夏の炎天下に小神輿を担ぐ若衆
下田市「下田太鼓祭り」笑い顔の若衆
いい笑い顔です
下田市「下田太鼓祭り」小神輿と押し問答
玄関先で小神輿と押し問答
下田市「下田太鼓祭り」太鼓橋を作り始める
小神輿を合体しこれから太鼓橋を作る
下田市「下田太鼓祭り」太鼓橋の完成
太鼓橋の完成

 

夕日に染まる赤壁の「黄金崎」(西伊豆町)

伊豆の情景 西伊豆

西伊豆の中ほどに位置する「黄金崎」は、夕日時に断崖が黄金色に染まる岬として知られており、また遠く駿河湾に面した富士山も望められ、富士山を背景にした夕景も楽しめるポイントです。

 

この黄金崎の崖の地層は、火山流が海になだれ込んでできたもので、風化により削り取られた岩肌が温泉水や地熱の作用によって変色し、黄褐色になったものです。

この黄褐色が夕日により増幅され赤く染まる夕景を作り出しています。

 

黄金崎は岬全体が公園となっており、遊歩道や展望台などの他、四季の花々が楽しめる「コレクションガーデン」や、この岬を書いた三島由紀夫の小説「獣の群れ」の一説を刻んだ碑も立っています。

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西伊豆「黄金崎(こがねさき)」展望台の眺望
展望台からの景観
西伊豆「黄金崎(こがねさき)」コレクションガーデンより
コレクションガーデンより
西伊豆「黄金崎(こがねさき)」展望台下からの夕日
展望台下からの夕景
西伊豆「黄金崎(こがねさき)」展望台下からの夕日
展望台下からの夕景
西伊豆「黄金崎(こがねさき)」赤く染まる断崖
赤く染まる断崖

 

沈む夕日に染まる「恋人岬」(伊豆市)

伊豆の情景 西伊豆

土肥温泉街より国道136号線を南に下ったところに、若者に人気の「恋人岬」があります。富士山や駿河湾を一望できることから、1年を通して観光客が訪れる観光スポットになっています。

この景観を一望できる場所に、愛の鐘「ラブコール」が設置されており、この鐘を3回鳴らすと恋愛が成就すると言われることから、若い男女の姿が目立ちます。

 

また、金の鐘「幸せの鐘」も設置され、こちらも鳴らした者は愛がかなう、幸せになれるようです。この金の鐘は、グアムの恋人岬と提携関係を結んで送られたとのこと。

愛の鐘と駿河湾に沈む夕日、インスタ映え間違いなしですね。また、夕焼けに輝く富士山をバックにした西海岸の夕景も素晴らしいです。

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西伊豆「恋人岬」ブロンズ像と富士
恋人岬からの富士(男女のブロンズ像)
西伊豆「恋人岬」夕景に染まる富士
夕景に染まる富士と西海岸
西伊豆「恋人岬」愛の鐘と富士
夕日に赤く染まる愛の鐘
西伊豆「恋人岬」駿河湾に沈む夕日
駿河湾に沈む夕日
西伊豆「恋人岬」水平線に沈むダルマ夕日
沈む直前の夕日(ダルマ夕日)

 

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