伊豆の情景
伊豆の情景 西伊豆
松崎町那賀川下流の「ときわ橋」のたもとに建つ「中瀬家」は、絹織物から洋織物まで衣料品を幅広く扱っていたとされる呉服商依田直吉邸で、明治20年築の邸宅です。
母屋と両脇の土蔵はなまこ壁に彩られ、内部の太い柱や梁、贅沢な素材や細工は、当時の松崎の豪商の繁栄ぶりを垣間見ることができます。
母屋脇の土蔵には、現代の名工といわれる「山本勘一」が手掛けた龍虎1対の漆喰鏝絵が扉に見られます。
母屋には帳場が再現され、当時の道具や調度品が展示されています。
母屋や土蔵など7棟からなる中瀬邸は、昭和63年に松崎町が買い取り保存・展示しており、資料展示の他にも地場産品のお土産も売っています。
母屋奥に中庭などを見渡せる喫茶コーナーがありますので、疲れた足を休めるのによいでしょう。
松崎町松崎315-1(地図)
松崎町バスセンターから徒歩15分ほどにあり、近くの「長八美術館」や「伊豆文邸」などを見学後に立ち寄ることができる近さです。
営業時間:9:00~17:00(無休)
電話:0556-43-0587
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漆喰鏝絵が施された「ときわ橋」 |
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中瀬邸正面 |
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中瀬邸の側面から |
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織物の展示 |
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入り口脇の人力車 |
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現代の名工「山本勘一」作の鏝絵の龍虎 |
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母屋脇の土蔵扉の漆喰鏝絵の龍虎 |
2016年12月13日
伊豆の情景 西伊豆
伊豆「松崎町」には、明治の面影を残す「なまこ壁」造りの家屋「中瀬邸」や「伊豆文邸」(当ブログでご紹介しています)などがあり、都会では味わえない情緒に浸ることができます。
なまこ壁は、防火壁として瓦を張り、目地に盛った白漆喰の形がナマコに似ていることからそう呼ばれたようですが、白漆喰はとても高価なもので、盛り上がった高さが財力を示すといわれました。
写真の「なまこ壁通り」は、なまこ壁と石畳の80メートルほどの小道で、薬問屋として江戸末期に財をなし建築された「近藤家」横の小道です。
伊豆でもこれほど長く続くなまこ壁は珍しく、観光客が絶えない観光スポットの一つです。
地図を見る
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近藤家のなまこ壁の一部 |
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近藤家横のなまこ壁通り |
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なまこ壁通りの幼児 |
2016年11月28日
伊豆の情景 東伊豆
伊豆半島唯一といってよい湖の「一碧湖」は、「伊豆の瞳」というロマンチックな名称があり、伊東市の中心街から車で20ほどの周囲4kmのひょうたん型をした湖です。
一碧湖の散策は春の桜のシーズンと秋の紅葉シーズンがベストで、特に秋の紅葉シーズンがお勧めで、紅葉が湖畔に映り込み見事な景観を見せてくれます。
湖畔には高低差の少ない遊歩道が整備されており、1時間半ほどをかけて湖畔の景観を楽しみながら散策できます。
湖畔には、よく当地を訪れた俳人与謝野晶子夫妻が詠んだ歌碑や、宿泊施設・飲食店等があり、ボート遊びの他、釣りも盛んで、数多くのボートをみかけます。
(交通)バス利用の場合:伊東駅から「シャボテン公園」行きに乗車し、「一碧湖」下車徒歩すぐです(所要時間約30分)
(駐車場)沼地の入り口に6台ほど駐車できる無料駐車場と、ボート乗り場の有料駐車場があります。
(地図を見る)
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早朝の湖畔を犬と散歩 |
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湖畔の紅葉林 |
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湖畔の紅葉 |
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モミジの近接撮影 |
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紅葉が映り込む湖面 |
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青空が湖面に映り込む紅葉風景 |
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静かな湖面の舞い降りたサギ |
2016年11月16日
伊豆の情景 西伊豆
「伊豆文邸(いずぶんてい)」は、近くの「中瀬邸」と同じく呉服商で、明治43年の建築です。
なまこ壁で彩られた2階建ての建物は木造の2階建てで、帳場や土間が当時のまま残されており、母屋の裏にはなまこ壁造りの土蔵2棟も残されています。
明治時代を代表する貴重な歴史建物の伊豆文邸も、所有者から松崎町に寄贈され、内部を整備し無料休息所として一般に公開されています。
当時の織物や屏風・写真等が展示されている2階にも足をのばしてみましょう。母屋脇には屋根付きの足湯が設けられていますので、疲れた足を休めるにはいいですね.
松崎町松崎250-1(地図)
(松崎町バスセンターから徒歩15分ほどにあり、近くの「長八美術館」や「中瀬邸」などを見学がてらに立ち寄ることができる近さです)
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母屋裏のなまこ壁の土蔵 |
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母屋の玄関脇の一室 |
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母屋の一室 |
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伊豆文邸の正面 |
2016年10月14日
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