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変わる「マイホーム」の意識

ライフプラン 住む

かつてマイホームは終の棲家でしたが、長寿化や核家族化の進行により、高齢期の住み替えが増えてきたことを考えると、将来の売却も念頭に置きながら購入する時代になったと思われます。

 

家族構成の変化や身体の衰えなどに伴い、利便性が高くコンパクトな住宅や、高齢者向け住宅などへ移り住むケースが多くなっています。

実際に、住居エリア内で高齢者宅の売却・転居例が増えています。

 

このような場合、住んできたマイホームは、今後の老後の住まいの大切な資金源となります。

これからマイホームの購入に際しては、将来の売却のしやすさを考慮したうえで選択することも大切になります。

 

Q,これからのマイホーム購入のポイントは?

立地については、生活の利便性が高く、災害リスクが低いほど売却しやすくなります。

建物自体は、耐震性・断熱性が重視されており、長期優良住宅や住宅性能評価を取得しておくことも売却時のアピールになります。

 

地震国の日本では、建物の耐震化は進んでいますが、近年多発している洪水・土砂災害・津波などによる甚大な被害は、建物構造よりも立地によるところが大きいです。

住宅選びに際して、災害リスクの低い立地を選ぶ重要性が増しています。

安心して住むためにも、将来のリセールに備えるためにも、災害リスクの見極めは重要となります。

参考;一般社団法人 住宅性能評価・表示協会

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